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山西浩文(TOSS長崎佐世保サークル)
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地図帳を活用して、発電所の立地条件について考えさせる授業です。サイト中の記号は東京書籍発行の地図帳を参考にしました。
子ども達は夢中になって地図記号を探しました。発電所の分布の傾向から立地条件について考えさせる授業です。
空白ページをクリック
指示1 発電所の地図記号です。(クリック)
今日は地図帳にある発電所の地図記号を探します。(クリック)
たとえば九州地方には次のようなところに地図記号があります。
みつけましたか?(クリック)
地図帳のどのページでもかまいません。できるだけたくさん見つけます。
しばらく探させる。数を競わせる。この時点では発電所別に記号があることについてふれない。5分程度作業をさせて次のように説明する。
説明 発電所の地図記号は発電の仕方によって種類が分けられています。(クリック)
色別に作られた地図記号を順に提示する。
説明 発電所は発電の仕方によって地図記号が分けられているのです。
風力発電所の新しい地図記号を紹介する。
説明 これは新しい風力発電所の地図記号です。(クリック)
国土地理院が小学生に募集して採用されたものです。
発電所別に地図記号があることを確認して作業を再開させる
指示2 発電所の種類を区別しながら、できるだけたくさん記号を見つけます。
お友達と協力してかまいません。
正の字を書きながら種類別に見つけた数をノートに記録している子もいた。このような整理の仕方を取り上げほめていく。友達同士で探させながら発電所の立地についてある傾向があることに気づかせる。
指示3 地図帳で発電所探しをしていてわかったこと、気づいたこと、思ったことをノート に書きなさい。
子ども達からは次のような意見が出た。
○海岸線をたどっていけば発電所がある。
○発電所は海の近くにある。
○どうして海の近くにあるのだろう。
子ども達に指名無し発言をさせた後早岐小4年2組の意見を紹介する(クリック)
指示4 早岐小学校4年2組のお友達は次のようなことに気づきました。
本当にそうなっているのでしょうか。九州地方の地図で調べてみましょう。
九州エネルギー問題懇話会で作成している資料を元に発電所の分布について調べていく。
九州エネルギー問題懇話会HP(リンク承認済)http://www.q-enecon.org/index.html
発問1 原子力発電所はどのあたりにありますか?(クリック)
玄海原子力発電所と川内原子力発電所は海の近くにあることをサイトで確認する。
発問1 全国の原子力発電所がある場所です。赤い○はどのあたりにありますか。
海の近くにあると答える。柏崎の原子力発電所の写真も公開する。冷却水の排水門は110メートル以上あることを知らせる。その後、仮説を子ども達に言わせる。
指示5 原子力発電所は海の近くにある。 言ってごらんなさい。
復唱させる。徹底しない場合は再度復唱させる。
発問2 今言ったことは正しいですか。正しいと思う人、間違っていると思う人
全員が正しいと手を挙げた。
では、世界でも最も原子力発電が進んでいる国フランスの地図をみせます。
フランスは内陸部にも原子力発電所があることを知らせる。
説明 フランスは内陸部(海から離れたところ)にも原子力発電所があります。
「原子力発電所は海の近くにある」という言葉は必ずしも正しくありません。
フランスの原子力発電所がなぜ内陸部にあるのかを考えさせる。
発問3 フランスの発電所はどうして海の近くでなくても建てられているのですか?
河川の存在に気づかせる。冷却水は海水でなく河川の水を使用していることに気づかせる。(クリック)
説明 フランスには大きな川が流れています。海水の代わりに河川の水を使います。
新たな仮説を作らせる。
指示 原子力発電所は○○のあるところにある。と言い直しましょう。
○原子力発電所は水のあるところにある。
○原子力発電所はたくさんの水があるところにある。等
説明 原子力発電所に限らずいろいろな発電所を建てるには様々な条件が必要です。 たくさんの水が必要だというものその一つです。
このような建物を建てるための条件を立地条件といいます。
立地条件について学習していくことを確認する。
次のような風評があることを紹介する。
発問4 「原子力発電所は安全なのに東京電力はどうして東京の近くに発電所を造ら ないんでしょうか?」という質問に対して
「原子力は危険で完全に安全ではないからです」という答えが出されています。
質問に対する答えは正しいですか。(挙手させる)
安易に答えを書くのではなく、もとの資料を読むことを教える。
説明 柏崎刈谷原子力発電所で地震による水漏れがありました。原子力発電は危険 だ。という報道がたくさんなされました。しかし、マスコミの報道を鵜呑みにしては いけません。幅広く資料を読んで判断することが大切です。(クリック)
今後の学習について方向性を示し授業を終える。
説明 原子力発電所に限らず意見が分かれていることについては
「正しい情報を入手してきちんと反論する」ことが大切です。
山西浩文 TOSSランドa宦宦宦宦@http://www.tos-land.net/